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【生き物】真菌(カビ)に感染し死んだメスのハエは、死んでなおオスを誘惑する

生き物

 真菌は、ビール酵母などとして私達の生活に役立ったりする一方で、食べ物をカビさせあるいはカンジダなどの真菌症を人間にもたらすなど厄介な側面もある。そんな真菌であるが、ある種の知能をもっているのではないかともされており、ますます研究が盛んになっている。

 そんな真菌のおぞましい一面を紹介する記事があった。新たな研究によると、真菌に感染して死んだメスのハエが、どういうわけかオスのハエを誘惑して交尾に誘うようなのである。

死んでなお魅力的

「窓枠に白い胞子に包まれた死んだハエがいたら、それは死のトラップだ。そのハエは、真菌(Entomophthora muscae)に脳を乗っ取られ、できるだけ高い場所に行くよう誘導され、そこで胞子を撒き散らし、可能な限り多くのハエに感染させようとしているのである。
 だがもっと奇妙なことに、オスはこの真菌に侵されて死んだメスと交尾しようとする。

 そこで研究チームは、この真菌がオスをどのように誘惑するのかを検証した。
 まず、メスのハエをこの真菌に感染させ死んだ直後にペトリ皿に入れ、そして、オスを加えてメスと交尾しようとするかを観察、さらに真菌に感染しておらず凍死させたメスを使った対照実験も行った。
 その結果、真菌に感染して死んだメスに対して、通常の約5倍の確率でオスが交尾を試みようとすること、及び、交尾によって胞子が舞い上がり、オスが単純な接触でも十分に感染することがわかった。

 次の実験では、真菌に感染して死んだメスと、感染せず死んだメスの2匹を同じペトリ皿に入れ、オスがどちらを選ぶか観察したところ、オスはやはり頻繁に交尾を試みようとしたが、2匹のメスを区別することは無かった。

 そこで、研究チームは真菌からオスに何らかの交尾を促す合図が発せられていると推測し、真菌の胞子を付けたハエ取り紙と、つけてないハエ取り紙を用意し、それを別のペトリ皿の中にそれぞれ入れ、皿にハエ一匹入れる穴の開いた蓋をして、オスがどちらを選ぶか観察してみたところ、真菌の胞子をつけた紙に捕まるオスの方がはるかに多かった。

 このことから研究チームは、この真菌から発せられる強い臭気が原因ではないかと考え、電極をハエの触覚に取り付けて観察したところ、ハエが真菌の臭いをかぐと脳に電流が流れることが確認された。

 そこでさらに調べてみたところ、真菌に感染したハエでは、そうでないハエよりも特定の化学物質がより多く体内に含まれ、しかもその量は感染期間によって異なることが分かった。そして、この化学物質の中には、メチル分岐アルカンと呼ばれるオスのハエを刺激して交尾を促すものが含まれていた。

 研究者らは、今回この真菌に固有の化学誘引物質を特定することはできなかったが、今後研究でそれを分離・製造することができるようになれば、ハエを捕まえるための餌として用いることができるかもしれないとした。」

著者抜粋翻訳・引用元:こちら

以下、この記事についてのレディターの反応

名前: sanman
この機能があることによって真菌になんの進化上生存上の利点があるのだろうか?


名前: Jolo_Janssen
>>sanman
とにかく感染ハエを増やし胞子を撒き散らすチャンスを増やせる。


名前: ScumlordAzazel
今年聞いた中で最も恐ろしいことベスト5に間違いなく入るよこれ。


名前: poquito_kale
どうしてこれほどまでに自然は魅力的で、残忍で、奇妙なものになれるのだろう。自然に感謝しよう。


名前: Labantnet
この科学者達はハエにもっと屍姦をさせたいと思っている。科学はおそろしい!


名前: ehjhockey
>>Labantnet
すでに10年ほど前から、蚊を減らすためとてつもなくセクシーだけど底なしに不妊症な蚊を大量に作ったよ、 


名前: Piemaster113
なんかLast of Usみたいだな。まぁとはいえ虫を管理しようってのは良いことなんじゃないかな。


著者抜粋翻訳・引用元:Reddit