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【健康】赤ちゃんの体臭は、女性の攻撃性を増幅させる一方、男性の攻撃性を減少させる

生活

 匂いに対する身体的・心理的反応は様々であり、例えば腐敗臭は防御反応を誘発し、こうばしい香りは唾液を分泌させ、森の香りはストレスを抑制するなど、本能と学習が合わさってなんとも合理的な反応をするようにプログラムされている。

 何れにしてもそれは空気中に飛び交う分子を嗅覚受容神経がつかまえて、脳に電気信号によってその分子の情報を送り、その情報に基づいて脳が必要と考える反応を決定しているわけだが、人間の体臭もまたそのような決定を行うための情報を与える匂いの1つであり、時にそれはフェロモンとしての役割を果たすことがある。

 特に赤ん坊は自らの情報を言葉やボディーランゲージだけで正確に伝えることが困難なことから、どうやらこの体臭を使って自分の両親に対して必要な情報を送っているようなのだ。その内容は、簡単に言えば”私を守れ”ということである。

嫌なゲームだなぁ・・・

「赤ん坊の頭部から分泌されるヘキサデカナール(HEX)とよばれる化学物質は、哺乳類共通のシグナル分子であり、皮膚、呼吸、糞便などから放出される。このHEXに対する反応に男女の性差があることが新たな研究で発見された。

 実験は、男女127人を対象としたもので、被験者は、何を嗅いでいるのか知らされないまま半数ずつHEX又はプラシーボを嗅ぎ、その後に攻撃性を測定するためのゲームをプレイ、また脳活動についての検査を行った。
 このゲームは意図的に苛立たせるように設計されており、それに対する反撃の強さをプレイヤーが調整することができ、その反撃をより強くした場合に攻撃性がより高いと評価される。

 その結果、HEXを嗅いだグループでは男性の場合に攻撃性の低下、女性の場合に攻撃性の増加が確認され、また脳においては、男女ともに社会的な情報を知覚する機能を持つ脳領域である左角回の活発化が確認されたが、男性では、この部位と攻撃性に関わる脳領域との接続性が増加したのに対して、女性では逆に減少していた。

 研究者は、論文の中でこの男女の反応差について、『母親の攻撃性は通常赤ん坊以外の外部に向けられるのに対して、父親、あるいは父親以外の男性の攻撃性は赤ん坊に向けられる可能性がより高い。したがって、赤ん坊が男女の攻撃性をコントロールすることで自らの生存性を高めているのではないか』とする仮説を述べている。

 また研究者は、人間以外の哺乳類でも匂いが攻撃性の引き金にもストッパーにもなること、例えば母親でないメスの個体の匂いに子ウサギがさらされると、母ウサギは自らの子を殺すことがあること、また豚においては、特定の性フェロモンを嗅ぐと攻撃性が低下することを紹介している。

 ただし、これはあくまでも仮説であり、今回発見された個々の発見の間の因果関係が確認されたわけではない。しかし、体臭に含まれる化学物質によって男女間で異なる反応を示すという今研究における主要な発見は、科学的なシグナル伝達によってもたらされる人間の行動に対する影響が非常に大きい可能性を示唆している。」

著者抜粋翻訳・引用元:こちら

以下、この記事についてのレディターの反応

名前: Naxela
これは人間のフェロモンということになるの?


名前: quintus_horatius
>>Naxela
それが人間の体内で作られ、他者に影響を与えるなら、文字通りフェロモンを意味する。


名前: ausomemama666
ある日男友達に誘われてストリップクラブに行ったのだけど、その時に女ダンサーからラップダンスのお誘いを受けた。
私は女だしストレートだけれども、その日は生理で体調も悪かったし、まぁ別に今日ぐらいいいかと思った。
でも彼女の匂いがした瞬間、正確には体臭ではないんだけど、何か匂い的なものを感じた瞬間に、彼女に対して暴力的な衝動が生まれた。
理由なんてなにもないのに、自分自身の暴力的な攻撃性を感じて不思議な体験だったなぁ。


名前: Eivetsthecat 6
私の場合はある男性の体臭に興奮を感じることもあるし、別の男性の体臭には不快にさせられることもある
なんの違いがあるんだろう。


名前: torrrrlife
>>Eivetsthecat
たぶんそれは、あなたが自分と遺伝的に近い男性を避けてより遠い男性を好むようにプログラムされているからじゃないかな。


名前: thealthor
>>torrrrlife
個人的には、近すぎず遠すぎずの良い遺伝的距離が最も安全な交配対象として好まれる可能性があると思う。


名前: T-Rex_Woodhaven
香水やデオドラントを使っている人達による社会的影響が気になるね。
たった数千年前まで木の上で暮らしていた私達が、今科学的な匂いに囲まれて生活しているのは
あるいは社会的なコミュニケーションを阻害しているのではないだろうか。


名前: Underlord_Fox
>>T-Rex_Woodhaven
私達の祖先はおよそ420万年には樹上生活を止めているが、まぁほかの部分は賛同するよ。


名前: TheNerdWithNoName
これは男性の攻撃性を減少させることで、母体や子への攻撃を抑制し
女性の攻撃性を増幅させて赤ちゃんを守らせようということかな?


名前: Skeptix_907M.S.
>>TheNerdWithNoName
この論文の著者はそう仮説を立てている。
ただ、赤ん坊がそこにいるということはあらゆる状況に変化が起きていることを意味するから
たった1つの化学物質に原因を求めるのは眉唾だが。


名前: MeaningfulPlatitudes
>>TheNerdWithNoName
自分が推測するに、それは男性同士の争いを抑制して協力しあうようにし
女性については、子に対するよりよい男性の保護者を選択するために攻撃性を高めさせるのではないかと思う。


名前: moeru_gumi
>>TheNerdWithNoName
ホルモン療法を受けたトランスジェンダーの人も実験対象にしてほしいね。
それによって、脳構造によるものなのか、ホルモンによるものなのかとかもわかるだろうし。


名前: MortLightstone
誰かを殴るためにはそいつに近づかないといけない。
でも何日も風呂に入ってない奴には誰も近づけない。
体臭が身を守るように機能するというのは合理的だ。


著者抜粋翻訳・引用元:Reddit

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