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【未来】やたらかっこいい安楽死カプセル”Sarco”が間もなくスイスで実用化か

ヨーロッパ,未来

 2000年代に入ってから、ヨーロッパを中心に安楽死を積極的に認める国が増えつつある。今年だけでもスペインニュージーランドが安楽死を認める国に加わった。

 これは、自らの命についての自己決定権を認められるべきだという”死ぬ権利”についての理解が広まっているということなのか、あるいはむしろ他人に冷たくなっているのか、道徳や倫理観の究極のようなこの問題についての答えを出すのは容易ではないが、日本でも何れは国民的議論になるかもしれない。

 安楽死については、それを認めるとしても具体的な死に至る方法も問題となる。現在のところ、それは”病院”で、”医師”によって、”薬物”で、というのがスタンダードなようだが、自らの人生についての最後の決定であることを考えれば、より本人の意思が反映される方法が望ましい。

 そこで、オーストラリアを中心とした国際安楽死支援組織である”Exit International”は、本人の意思がより尊重される自殺装置”Sarco”を発表したのだが、発表からかなり経った今、ようやくスイスで実際に使われる目処がついたようだ。

思ったより過激な主張

「スイスでは、同国における二大自殺幇助組織である“Exit”と“Dignitas”により、2020年だけで約1,300人の人々がその幇助を受けて亡くなっている。

 その幇助の方法は、ペントバルビタール・ナトリウムを投与することによって行われており、患者は投与から2~5分後に眠り、その後さらに昏睡状態に陥って死に至る。だが、“Sarco”を用いれば、薬物を使わずにより穏やかな死を迎えられるという。

 SWI swissinfo.chでは、SarcoについてExit Internationalの創始者であるフィリップ・ニチキ氏にインタビューを行った。

近未来的な姿をしたSarco
画像引用元:こちら

SWI swissinfo.ch『Sarcoはどのような装置ですか?』
ニチキ氏『それは3Dプリンターで作られたカプセルで、死を希望する本人が内側から操作できます。この機械はどこにでも持っていくことができるので、例えば、のどかな野外でも、施設の中でもどこでも作動します。』
『カプセルの中は快適で、いくつかの質問に答えれば、あとは本人のタイミングでボタンを押せば作動します。ボタンを押すとカプセル内が窒素で満たされ、少し頭がぼんやりして、陶酔感もあるかもしれません。そして、低酸素症などにより作動開始後30秒ほどで死に至ります。そこにはパニックも窒息感もありません』

SWI swissinfo.ch『現在開発と実用化についてどの段階にあるのですか?』
ニチキ氏『我々は、昨年、スイスにおける自殺幇助にSarcoを用いることの合法性について当局に助言を求めましたが、法的な問題はまったくないということでした。順調にいけば現在オランダで製造されている3台目のSarcoがスイスで実用に供されることになるでしょう。』

SWI swissinfo.ch『あなたの目標は、医療を死に至るプロセスから排除することだということですが、それはどのような意味ですか?』
ニチキ氏『現在のところ、本人の判断能力の確認と薬物を用いるために医師の関与を必要としていますが、私はこのプロセスから医師を排除し、本人がプロセスをコントロールできるようにしたいのです。我々は、AIを用いた本人の判断能力を確認するシステムも開発したいと考えています。』」

著者抜粋翻訳・引用元:こちら

以下、この記事についてのレディターの反応

名前: DeanSmartin
窒素よりも亜酸化窒素で低酸素状態になるほうが楽だと思う。


名前: tinfoilknight
>>DeanSmartin
亜酸化窒素には心臓の動きを活発させる効果もあるから、非常に苦しみながら死ぬ可能性がある。


名前: betaREKT
>>tinfoilknight
たぶん心臓の心配をする前に気を失う。


名前: beebs44
肉体的には健康だけどどうしても死にたいって人間について自殺幇助してくれるところはある?


名前: Euro-Canuck
>>beebs44
どうだろう。一般的に自殺幇助による安楽死について末期患者に限定されているわけではないが
如何なる理由で死を望むにしても、抱えている問題が死以外は解決策がないことが認められないといけないから難しいよ。


名前: superbario-64
>>Euro-Canuck
自分は18以上なら誰でも自由に理由なんてなく自己決定として安楽死できるべきだと思っている。
たしかに自殺自体はそりゃ誰でもいつでもできるだろうけど、自殺幇助を求める権利があってしかるべきという話。


名前: Euro-Canuck
>>superbario-64
恋人に振られたから死にたいなんて人はたくさんいるからね。そこが倫理的課題
彼らのような人々でも何の審査もなしに自殺幇助を受けられるべきだと思うか?


名前: Gareth79
>>Euro-Canuck
それが自殺幇助について反対する論理の1つだね。
でも現実問題として死のうと思えば簡単に死ねる、自殺の方法なんていくらでもある。
1つの反論としては電車に飛び込んで自殺する人が現にいる以上、より穏当な方法で死を迎える権利があるべきだというものだが
安楽死を促進するグループでさえそういう自殺の側面よりも、病気で末期の人に焦点を当てる傾向があるな。


名前: JCPRuckus
>>Gareth79
末期の病気とかでなく、突発的なことで自殺衝動を抱いた人は考えを改めやすいから。
周りの目から見てももはや自殺願望を撤回することはないだろうと思えるような前提条件がある人ではないと


名前: SirCabbage
基本的に自己決定権を尊重するけども、かといってそれを簡単に行なえるようにするべきではないと思う。
誰だって1度くらいは自殺を考えるものだし、したいと思えばすぐ楽に死ねるなんてものにしてしまうと
問題を克服することができたかもしれない人が死んでしまうかもしれない。
この装置も末期患者を前提にしているのは分かるけど、ここのコメントの一部を見ると恐ろしくなる。


名前: carbonclasssix
>>SirCabbage
自殺のやり方自体は、今でも飛び降りにしろ首吊にしろいくらでもあるから
仮に小部屋に入ったら一瞬で消し炭になるような簡単な方法ができたとしても、自殺者が増えるとは思わないなぁ。
やっぱ生きたいっていう本能は強いよ。


名前: dap00man
自殺を失敗した人の90%が自殺を試みたことを後悔しているという記事があった。
どうすれば心底死にたいと思っているか外から確認することができるんだろうな?


名前: arbrstff
>>dap00man
それは生存者バイアスもあるんじゃないか。


名前: Klutzy_Internet_4716
>>dap00man
車を買っても、家を買っても、哲学部を卒業してもそれらを後悔する人もいる。
でもそれは彼らの自己決定と自己責任だ、自殺についてもそうあるべきだ。


名前: Euro-Canuck
つかさ、こんなに物事を複雑にする必要があるか?
ただ死にたいって人に青酸カリのカプセル渡して、もし24時間以内に使わない場合は回収するってだけでいいじゃないか。
どうしてめんどくさいプロセスが必要なのかね。


名前: MugillacuttyHOF37
>>Euro-Canuck
青酸カリによる死はあまり良い方法と思わないけど、まぁ言いたいことはわかるよ。


名前: nameTotallyUnique
>>Euro-Canuck
後悔する人がでないようにするためには手続きが必要なんだ。
もし青酸カリの薬を飲んだあとに後悔を感じたら最悪だろ。


名前: Euro-Canuck
>>nameTotallyUnique
私は自殺の承認手続きの話じゃなくて、最終的な自殺の方法について言っている。
病院でみんなに見守られながら死ぬのが果たして最も快適で尊厳のある方法なのか私にはわからない。
私自身についていえば、家のソファでワイン片手に面白い動画でも見ながら自分のタイミングで青酸カリでパタッといきたい。


名前: GreyDeath
>>Euro-Canuck
自殺する本人だけじゃなくて家族などにとっても受け入れやすい方法であるべきということだろ。
青酸カリなんかじゃ酷い死に様になるから家族にとってもトラウマになる。
対してペントバルビタールなら眠るように死んでいく。


名前: ]cultish_alibi
]cultish_alibi
>>Euro-Canuck この記事読んだ?このSarcoを使えば屋外でも自分で好きな場所で死ねるって話じゃん。


名前: FantasticaSpectacula
>>cultish_alibi
それに青酸カリなんてもし紛失したら悲惨な事件が起きかねないしな。


名前: blameline
1973年公開の映画ソイレント・グリーンでは登場人物が安楽死施設に向かうが、ちょうどあれの舞台が2022年なんだよな


著者抜粋翻訳・引用元:Reddit