にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへまとめ
このエントリーをはてなブックマークに追加

【米国】アメリカにおいて黒人は、白人のように振る舞わなければ職場で評価されにくいとの研究

北米

 社会人であれば当然に守るべきとされるマナーがある。極端な話でいえば採用面接で、過度にカジュアルな格好で来て、タメ口で面接官と話す人間は採用されることはまずないだろう。

 社会において最低限とされるレベルのマナーを逸脱する者に対しては、不誠実、不真面目、低能力というネガティブな評価が与えられやすいく、多くの人は自らの経験に照らしてそのような判断に合理性があると考えているのかもしれない。

 しかし、その最低限とされるレベルのマナーが、人種という本人にどうしようもないものと結びついたものである場合、それを逸脱する者に対してそのような評価を与えることに合理性はあるのだろうか?

プロとして見られる要件に縮毛矯正することがあるのはバカバカしい

「アメリカでは、白人らしさがプロフェッショナル性と結びつき、一方で黒人らしさはその逆に作用するようだ。白人のような話し方、名前、髪型をする黒人社員は、そうでない場合と比べて職場においてよりプロフェッショナルであるとみなされる傾向があるとする研究が発表された。

 コートニー・L・マッククルニー氏らは、白人らしさを示すように行動をすることを選択した黒人が、職場においてどのように認識されるかについての研究を行った。このような選択は、人種的コードスイッチと呼ばれ、被差別的なグループに属する者が、支配的なグループから評価を得るために頻繁に行われるものである。

 第1の調査では、アメリカ人の白人・黒人の男女を被験者として、彼らは法律事務所で新たに雇用された者という立場で、そこに同僚の黒人から自己紹介のボイスメッセージが届いたという設定でその音声を聴く。彼らは人種的コードスイッチがされている音声と、されていない音声のどちらかを聴き、その上でその音声の人物についてプロフェッショナル性と職場での成功可能性を被験者に評価してもらった。

 その結果、やはり人種的コードスイッチがされている音声の人物の方がよりプロフェッショナル性が高いと評価する傾向は認められたが、被験者の人種による評価傾向の差はなかった。

 第2の調査では、ボイスメッセージの代わりにテキストメッセージを用いて同様の調査を行った。
 その結果、こちらでも人種的コードスイッチがされている文章の人物の方がよりプロフェッショナル性が高いと評価する傾向は認められたが、今回は黒人被験者は白人被験者と比べると、人種的コードスイッチがされていない文章の人物のプロフェッショナル性を高めに評価する傾向が認められた。

 このことについて研究者は、黒人は自らの人種的アイデンティティを誇示することに高い価値を見出す傾向があり、そのことが他人が人種的アイデンティティを表示することへの寛容さを生んでいるのではないかと分析する。

 マッククルニー氏らは、『職場においてはすべての人が、カジュアルさよりもプロフェッショナル性を示そうとするものでしょうが、被差別的なグループおいては、それが自らの文化的アイデンティティを隠さなければいけないという過度なプレッシャーになっているかもしれません。今回の研究に基づき、企業と個々人に対してプロフェッショナル性を構築する要素について改めて考え直すように勧奨します』と、語った。」

著者抜粋翻訳・引用元:こちら

以下、この記事についてのレディターの反応

名前: VelveteFocus
間違いなく。私自身はそうならずに成功しようと努力してきたが白人らしさとプロフェッショナルであることの結びつきを感じてきた。
私は自分の仕事をうまくやっていると思うが、媚びへつらって成功したいとは思わない。


名前: joan_wilder
これは白人が、よりプロフェッショナルらくし見せようとする傾向のことをして“白人らしさ”と言っているような気がする。
スーツとネクタイのことを“モンキスーツ”というのには理由がある。我々は仕事をするときに一種のショーを演じる。
素の自分ではないように誰かを演じることが“プロフェッショナル性”だという話でしかないような。


名前: balding_truck420
>>joan_wilder
どうやらきちっとした行動をとることを“白人らしい”とレッテルを貼られる時代のようだ。


名前: oenomausprime
>>balding_truck420
自分は黒人だけど、プロフェッショナルな環境で白人と共にする場合 コードスイッチをしないとまともに相手にしてもらえないよ。
しんどいけど、そこで成功したいならそれを続けるしかない。


名前: theeyesarepopping
バラク・オバマの話し方は白人言葉だったが、もし彼がより“黒人らしく”話をしていれば 彼は大統領になることはできなかっただろうという説もあるな。


名前: thepowerthatis
白人らしさをプロらしさと結びつけたり、黒人のステレオタイプを振りかざしたり、この研究者こそ人種差別主義者なんじゃないか。
一度アフリカのどこかの国でそこのプロフェッショナルとそうでない人を比較調査してみればいい
おそらく、プロとそうでない人とでは話し方も仕草もファッションも違うことにどこの世界でも変わりはないと思う。


名前: Elias_Constantine
貧困出身の黒人で、うまく出世してきたけど、コードスイッチは間違いなく重要だ。
白人の候補者を期待していた面接官の前にドレッドヘアーの大柄な黒人が現れたときのあの顔…
大体は、自分の仕事に関する能力と熱意を示せばなんとかなるかもしれないが、逆効果のときもある。
つまり、彼らの中の黒人像と合わない私を好まない人もいるし、そういう経験をしたことがある人じゃないと分かってはもらえないだろうな。


名前: YankeeScourge
他にも女性、LGBT、非アメリカ文化などについても同じことが言えるだろう。


名前: NoFaithlessness5683
このことは、白人のプロフェッショナルは、貧困街出身ではないように振る舞う黒人と一緒にいるほうが心地よいということだろう。


名前: GeesusChrist
>>NoFaithlessness5683
それは黒人だけじゃない。自分は白人で貧困街出身だけれど、カレッジ、軍隊と進む中で、そうでないように振る舞う方法を学び、今飲食店でそれなりに出生できている。
白か黒かでなく、誰もが汚くしゃべらない方法を学ばないと社会では成功できない。
そうしなければ、一生を貧困街で過ごさなければいけなくなるだけだ。


著者抜粋翻訳・引用元:RedditReddit

 それにしても…、元々この記事についてReddit内で一番盛り上がってたのは、r/scienceサブ内のこのスレだったのだが、Mods(サブの管理者)が気に入らないコメ(主としてこの研究についての懐疑的なコメ)を大量に消したようで、そのスレからまとめられなくなったのが残念、このModsによる恣意的なコメやスレ消去がRedditの良いところ(明らかな荒らし、差別、中傷などを消してくれる)でもあり厄介なところ(今回のがまさに)でもある。