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宇宙探査機が捉えた彗星表面に降り注ぐ吹雪

2021年8月26日宇宙

 欧州宇宙機構のロゼッタ宇宙探査機は、彼の訪れた彗星・小惑星から不思議な写真や映像をたくさん届けてくれた。その中でもチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の映像が、最も人々を驚かすものだったようだ。

ロゼッタ宇宙探査機と、小型着陸探査機フィラエ 引用元:wiki

ロゼッタ宇宙探査機の軌跡

 ロゼッタは、フランス領ギアナの宇宙センターから2004年8月に打ち上げられ、地球や火星を利用したスイングバイを繰り返し、その間にも複数の小惑星・彗星を観測しながら、2014年8月には最終目標であるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に接近、ランデブーに成功。同年11月には搭載していた小型着陸探査機フィラエを同彗星上に投下することにも成功、その後もロゼッタは同彗星の観測を続け、2016年9月に同彗星との衝突の報告をもってすべてのミッションを終わらせた。

打上げから彗星に至るまでのロゼッタの軌跡、紫:ロゼッタ、緑:チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星 引用元:wiki

チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星

 この、 ロゼッタから地球へ届けられたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の姿の1つがこの映像だ。

ロゼッタが伝えたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の映像 引用元:Reddit

 チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は、木星軌道上に存在する最長幅約4km、最高時速13.5万kmの彗星だ。
 映像には、ゴツゴツとした表面と切り立った崖が写っている。この崖は高さ1kmもあり、岩もそれぞれ20m級のサイズであるというのだから驚かされる。
 そして彗星全体にホコリとも雪とも分からない白い光の粒が降り注いでいる。だがこれは、私達が想像する雪とは違うらしい。背景の光の粒は他の星の輝きであり、手前の光の粒は太陽熱でガス化している氷の塵だという。そもそも、この映像は同彗星から13kmも離れたところからロゼッタが撮影したもので、彗星表面の雪などはカメラの解像度的に撮影できないということだ。

同彗星 引用元:wiki

 ところで、ロゼッタの観測によって同彗星表面には、豊富な有機化合物が存在することが判明しており、それらの生成は地球外微生物に由来するのではないかと指摘されている。ただ残念なことにロゼッタとフィラエには、直接生物を発見調査するような分析機は搭載されていなかった。
 地球の生命発生起源について、地球外微生物起源というものがある。「地球の生命の起源は地球ではなく他の天体で発生した微生物の芽胞が地球に到達したものとする説」 (引用:wiki) である。ひょっとしたら、このチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星こそが地球生命、ひいては人類の起源であるかもしれないとすれば、さらなる調査が待たれる。

以下、映像を見たレディターの反応

名前: yooston
 左で強く光っているのはなに?


名前: biggreencat
>> yooston
 たぶん、太陽光が岩肌に反射してるんだと思う。ロゼッタにはカメラフラッシュはついてないし。


名前: natureenthusiast88
 これってどういう意味ですごいの?


名前: Object279
>> natureenthusiast88
 時速13万kmで移動する岩に探査機を着陸させて高画質の写真を地球に届けてくれたところ。


名前: Blubberrossa
>>Object279
 さらに、ロゼッタは10年間5億kmの旅をして彗星にたどりついたろところ。
 そんなことがライト兄弟が初めて動力付き有人飛行を実現してから100年で可能になったってんだから。


名前: NeonEviscerator
>>Blubberrossa
 も一つ加えると、地球からはるか遠くで到底手動操作なんてできないから、ロゼッタは全自動のシステムで、しかも完璧な作動をしたんだから、その設計もすごい。


名前: politirob
>>Hutwe
 5億kmは地球と太陽との距離のおよそ3倍


名前: foomy45
>>politirob
 バナナなら?


名前: Hutwe
>>foomy45
 2兆8693億285万7143本分


著者翻訳・引用元:Reddit

ロゼットの撮影したその他の画像はここで見ることができる。