「日本に好感」52%…「過去の歴史反省不足」80%
近くて遠い国、日本に対する私たち国民の認識はどうでしょうか。KBSは光復節(韓国の独立記念日)80周年を迎え、日韓関係に関する国民意識を尋ねる世論調査を実施しました。
この調査は、KBSが韓国リサーチに依頼し、全国の満18歳以上の男女1,005人を対象に、今月11日から4日間、電話インタビュー方式で行いました。回答率は15.2%、標本誤差は95%信頼水準で±3.1%ポイントです。
■ 「日本に好感」52%
まず、日本に対する好感度を尋ねました。「好感がある」と答えた人は52%、「好感がない」と答えた人は45%でした。
20代以下では10人中7人(69%)が「好感」と答えましたが、50代と60代では「好感」は10人中4人(43%)にとどまりました。
保守的な傾向を持つ人では64%が「好感」と答え、進歩的(リベラル)な傾向を持つ人では「好感がない」が53%と多数を占めました。
■ 「過去の歴史反省不足」80%
佐渡金山追悼式の混乱や歴史教科書の歪曲など、絶えない過去の歴史問題についても質問しました。
日本の謝罪や反省が十分かという問いには、10人中8人(80%)が「全く」または「あまり」十分ではないと答えました。
比較的日本に好意的な20代や保守層でも、それぞれ4人中3人(75%)、3人中2人(67%)が「十分ではない」と回答しました。
その理由として最も多かったのは「侵略の歴史を継続的に歪曲しているから」で、次いで「慰安婦問題や強制徴用問題の未解決」、「独島(竹島)領有権の主張」などが挙げられました。
ただし、70歳以上(39%)は「独島領有権の主張」を、20代(37%)は「慰安婦問題の未解決」を最大の問題と評価するなど、世代間で認識の差が見られました。
引用元:●
・日本より中国のほうが大きな脅威だと思う
・日本の反省がないまま過去を忘れてはいけないし、歴史を歪めたり美化してもいけない
・李舜臣将軍が残した言葉に、日本人は昔から策略や嘘が多く、信用を守る義理がないとあった
・日本は今も靖国参拝や独島(竹島)主張、教科書の歴史歪曲をしているのに、なぜ好感があるのか分からない
・反省がないのに好感度が50%を超えるのは驚き
・日本人に聞いたら韓国への好感度は何%だろうかと気になる
・国と国の間に善悪はなく、弱ければ飲み込まれるだけだと思う
・歴史を抜きにしても、日本人は陰湿でずる賢い印象がある
・日本は反省がない民族だと思うし、その結果いつか天罰を受けると感じる
・普段は感情はないけど、日本人を見るとイラッとすることがある
・日本は今も韓国を嫌っているのに、韓国人だけが気を許している
・日本が独島表記を正しくすれば好感が持てる
・最近は中国が一番の敵だと感じる
・国力を高めれば自然に過去の反省も引き出せると思う