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韓国人「韓国政府、福島の『汚染水』表記を『処理水』に変える?」

日本が海上放流を開始した福島第1原発の汚染水をどう呼ぶかをめぐり、政府内で微妙な温度差が25日、露呈した。与党である国民の力は「汚染水」の他に「汚染処理水」という表現も使っているが、政府の公式用語も変わるか注目される。

パク・クヨン国務調整室第1次長はこの日、政府ソウル庁舎で開かれた汚染水日次ブリーフィングで「汚染水という用語を使い続けるのか」という記者団の質問に「私たちが総体的に表現する時は汚染水という表現を使っており、「汚染水の発生」または「アルプス(ALPS-多核種除去設備)で処理した水の排出」など、部分的に説明する時はそれに合った表現を使ってきた」と述べた。続けて、「国民感情など様々な部分で総括的な(汚染水)表現も変えるかどうか内部的に判断したが、現在までは表現を維持し、状況に合わせて弾力的な表現を使う程度と考えれば、大きな混乱はないだろう」と話した。アルプス処理を経たという理由で「処理水」と呼ぶ日本と異なり、政府は「汚染水」という表現を維持するということだ。

しかし、ブリーフィングに同席したパク・ソンフン海洋水産部次官は用語変更に比較的積極的な姿勢を見せた。パク次官は「昨日の夕方、釜山のチャガルチ市場を、夜明けには釜山共同魚市場に行ったが、多くの漁民・商人たちが『なぜ政府が汚染水という表現を使うのか、汚染水という表現のために消費が減る恐れがあるのではないか』という抗議をたくさんした」とし、「用語の整理も一度政務的な次元で政府が検討する必要があるという意見を直接聞いてきた」と述べた。パク次官は昨年6月まで大統領府の国政企画秘書官を務めた。

処理水」に用語を変更しようという主張は与党でも提起されてきた。国民の力「私たちの海を守る検証TF」委員長のソン・イルジョン議員は先月23日の党政協議でも「日本の福島汚染処理水」と表現した。

政府は「処理水」という表現に国民の拒否感が大きいため、世論の動向を注視するとみられる。5月11日、ソン・イルジョン議員が「汚染処理水が正しい」と主張すると、イム・スソク外交部報道官は「処理水に変更する案を検討したことはない」と線を引いた。

汚染水でも処理水でも放射能水じゃないのか…

国民の健康と安全に関心はないのか!