にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへまとめ
このエントリーをはてなブックマークに追加

【環境】気候不安は、政治への不満と自らの無力感による”道徳的傷害”が原因かもしれない

心理学,環境

 最近、気候不安(環境不安・エコ不安ともいう)という言葉が生まれた。これは、簡単に言えば気候変動問題に対して感じる不安のことをいい、場合によっては重大な心理的ストレスとなりかねないものとして現在注目されている。

 ただ何らかの状態状況に問題があると考えて、それに対して不安を感じるのは別に気候変動問題に限った話ではない。むしろ、より日常的で身近な問題の方が漠然とした環境問題よりも不安を感じそうでもある。では、この気候不安と日常的問題での不安との違いはなんだろうか。
 そのことについて、示唆を与えてくれる研究があったので紹介したい。

不満、無力感、罪悪感

「研究チームは、気候不安を測定する調査票を作成し、オンラインで世界10カ国、16~25歳の1万人に記入してもらった。

 その結果、すべての国で回答者の過半数が気候変動について”とても”又は”極めて”不安であるとし、45%以上は、日常生活に悪影響を及ぼしていると答えた。国別では、南半球の貧しい地域や、近年気候変動による災害に見舞われている国の人々がより不安が強かった。

 また、回答者の77%は”未来が怖い”とする他、50%以上が気候変動について、恐怖、悲しみ、不安、怒り、無力感、あるいは罪悪感があると答えた。
 さらに、回答者の60%以上が、自国の気候変動への対応についての肯定的意見に同意せず、また、”安心”よりも”裏切られた”と感じている人々の方が多かった。

 相関分析では、気候変動に対する懸念、ネガティブな考え、日常生活への悪影響には、密接な正の相関があり、また、これらの要因と気候変動に対する政府への不満にも強く相関関係があった。このことは、政府の対応への不満が高い人ほど、よりネガティブ心理的影響を受けていることを示唆しており、これは”道徳的傷害”(目撃している問題に対して自らが無力な状態であることによる罪悪感等の心理的苦痛)に当たると考えられる。

 今回の調査は、あくまでも相関関係を測るものであるが、総合的に見ると、調査により気候不安が世界的に広がっていることが明らかになり、気候変動に対する政府の対応に失敗が続いた場合には、多くの若者達に精神衛生上の問題を引き起こしうることが容易に予想させるものである。

 研究者らは、今回の調査により、気候不安は、自然災害的大問題自体のみを原因とするものではなく、政府の無策も直接の原因になっていると考えている。すなわち、政府の効果的な対応は、単に気候変動を緩和するだけでなく、世界中の人々のメンタルヘルスを改善する可能性がある。」

著者抜粋翻訳・引用元:こちら

以下、この記事についてのレディターの反応

名前: Rainbow_dreaming
今自分が40代だけど、気候変動について考えてよく不安になっている。
家を買ったんだけど、この地域について調べた結果、今後40年で家の周りの地域の多くが水没することがわかった。


名前: noyesnoyesyesnoyes
>>Rainbow_dreaming
何州?


名前: Rainbow_dreaming
>>noyesnoyesyesnoyes
イギリス


名前: verdikkie
>>Rainbow_dreaming
自分もオランダに住んでいるから分かるよ。ボートを買おう。


名前: MrSwizzleStickz
自分にはどうしようもないことについて気にするのをやめれば、人生はもっと楽しくなるよ。


名前: matjessill
>>MrSwizzleStickz
たしかに今自分にできることは何もない。
運が良ければ多少被害を少なくできるかもしれないが、どの道人類史上最大の地獄になることに変わりはない。
それは、落ち込むのに十分な理由だ。


名前: Porkrind710
>>matjessill
あぁ仮に今から世界の指導者・国民が一丸となって気候変動に立ち向かうという最良のシナリオでさえ
20年以内に起きる人類の危機はもう避けられないし、ましてはその最良のシナリオさえ起きるわけがない。


名前: pacarosandwich
メディアによって多くの人々が世界が破滅の危機にあると信じているけど
それを受け入れるだけの十分な例を誰も見たことがない。


名前: GlenUntucked
これって”不安”なのかね?具体的にどのような心理的機能障害が起きるの?
単に、若い世代が今度経験するであろう気候変動による何かしらを考えると、
高いレベルでの懸念や心配を感じるのは適切なことで、病的なことではないと思う。


名前: GroundbreakingPack91
>>GlenUntucked
また若者は、誰に投票しても気候変動について十分な対応をしないだろうとも考えている。
これは若者達が高齢者と比べて遥かに容易にそしてネガティブな多くのニュースを入手することによって得られた学習性無力感のようなものだと思う。


名前: SkepticalLitany
>>GlenUntucked
自分について言えば気候変動問題について素直に気分が落ち込むから、日常生活に支障をきたしているよ。
なにかに集中したくても、それが頭にふとよぎって困っている。


名前: okumsup
ちょうど自分と妻は子供を生むかどうか考える年齢になっているんだけど、この問題が僕たちを悩ませている。
子供達が気候戦争に徴兵されて石炭連合軍と戦う姿なんて見たくない。


名前: Maverick0_0
>>okumsup
産まなきゃいいじゃん。もう、私達の世代には子供を養うのに十分な余裕がない。自分はもう子供はつくらないことにしたよ。
子供をうんだ友達や、やれ生活費が足りないだの、電気自動車が買えないだの、家の頭金が払えないだの言っている。子供にそこまでの価値があるとは思わない。


名前: marinersalbatross
この若者の不安は非常に健全で合理的なものだろう。一方で、あまりに多くの年寄どもが気候変動に無関心なのが問題だ。
自分自身も白髪の70代だけど、それでもこの問題を直視しているよ。
だってそうだろう、どうやってこの歳で起きた山火事から逃げられるんだ。
アメリカ人の45%は気候変動問題に懐疑的だと言っている。
こういう人々の存在がますます問題解決を困難にさせ、ますます不安にされる。
アメリカはコロナから人々を救えなかったように、今度はCO2から人々を救えないことになりそうだ。 


名前: poeir
熊に追われているなら抱えている問題は、文字通りの熊問題であって熊不安ではない。


著者抜粋翻訳・引用元:Reddit