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【米国】アメリカ・コロラド州では、”性犯罪者”という言葉を無くそうという動きがある

北米

 いわゆる言葉狩りと言われるものは、ネガティブな印象を与える言葉の変更を行うものであり、納得できるものもあればできないものもある。これは日本固有の話ではなく、アメリカでも特に人種問題と絡んで頻繁に問題となる。

 例えば、日本人は黄色人種(モンゴロイド)であるが、アメリカでは、イエローあるいはモンゴロイドは差別用語とされ、その結果”アジア人”という本来より広範な意味をもつ用語を(主として東アジア系の)黄色人種に対して用いるという混乱を招きかねないことをしている。

 そんなわけで、何かの言葉を無くしたいなら適当な代替語を作るべきだが、今回コロラド州で無くそうという動きがあった言葉が、”sex offenders(性犯罪者)”であり、ちゃんと代替語も用意されてはいるのだが、これをどう伝えれば良いのかがわからない。

私にはわからない

「コロラド州では性犯罪に関する表記が変わりつつある。同州における表記の基準を定める性犯罪者管理委員会は、“sex offenders(性犯罪者)”という言葉を、“People-first”の理念に則った言葉に変更するとの決議を行った。

 著者注:People-firsとは、まず“people”や”person”を言葉の先頭に置くことで、その後に続く言葉は人の属性の1つにすぎないことを強調し、それによって言葉の持つ偏見性を抑制しようというもので、例えば"disabled people"は、"people with disabilities"であるべきとするのだが、disabled peopleは日本語で“障害者”を意味し、people with disabilitiesもせいぜい“障害を持つ人々”とぐらいにしか違いを表現できず、日本語でその印象の違いを表現することは困難なように思われるが、とりあえずより丁寧な印象の表現になると理解して頂きたい。また、"sex offenders"について言えば、性犯罪全般というよりも特にレイプを連想しやすい表現になっていると思われる。

 この性犯罪者管理委員会は公選弁護人や検察官などによって構成され、更生治療機関に関する基準や指針を設定しており、新しい言葉その限りで用いられることになるが、法律やその他の刑事司法の場に広がっていくのではないかと懸念する声もある。

 その懸念の声を挙げている一人がレイプ被害を受けたキンバリー・コービンさんで、『たしかに性別、人種、能力などに関わるネガティブなレッテルは人々に大きな損害を与えます。それが間違っているのは彼らが自分自身で選んだものではないからです。対して性犯罪者は自ら選んでそれをしたのです』として、変更に反対した。

 一方で、自らも性犯罪歴があり“sex offenders”の呼称に反対しているデレク・ローグさんは、『私が半生も前のことで一生ネガティブなレッテルを背負って生きていかねばならないというのは非常に侮辱的なことです』と、変更に賛同を送った。

 最終的に委員会は10対6で“sex offenders”を変更し、新たに”adults who commit sexual offenses(性的犯罪を行った人)“と呼ぶことに決定した。

 委員会は、『被害者の人々を尊重し、その影響を認識しつつも、性的犯罪を行った人々に対して悪影響を与えかねない言葉を避けるといことで妥当な言葉を選択できたと考えています』とした。

 なお、コロラド州では昨年、議員達が“sexually violent predator(凶悪性犯罪者)”という用語を法律から排除する提案を行おうとして最終的には撤回した。他方で、量刑改革タスクフォースでは“defendant被告人)”、“convict受刑者)”、“felon重罪犯)”などの用語を“justice-involved people司法にかかわる人)”に変更することを議会に要求することを検討している。」

著者抜粋翻訳・引用元:こちら

以下、この記事についてのレディターの反応

名前: ledfrisby
>性犯罪者管理委員会は公選弁護人や検察官などによって構成され、更生治療機関に関する基準や指針を設定しており、新しい言葉その限りで用いられることになる
治療する側が、犯罪者とはいえ患者に対して敬意をもつようにするというのは
患者の治療効果に良い影響を与え再犯を減らす可能性があるという意味で、理にかなう部分もあると思う

>コロラド州では昨年、議員達が“sexually violent predator(凶悪性犯罪者)”という用語を法律から排除する提案を行おうとして最終的には撤回した。他方で、量刑改革タスクフォースでは“defendant(被告人)”、“convict(受刑者)”、“felon(重罪犯)”などの用語を“justice-involved people(司法にかかわる人)”に変更することを議会に要求することを検討している。
ん・・・あ、いやーなるほど、はー、はい、彼らの意図がよくわかりました。


名前: BrightNooblar
>>ledfrisby
タスクフォースなんてとりあえず思いついたアイディアはなんでも提案するのが仕事だから
その上でそのアイディアが真に価値のあるものかは議会が判断すること。


名前: young_sage
>>ledfrisby
修復的司法の支持者、かつ保護観察官でもある私の意見
そもそもPerson-firstの理念は、1つの属性だけで誰かを全定義するようなことをやめようというもので
刑事司法の場面においては、過ちを犯しそして今その償いをしている人々について、“犯罪者”であることを強調するよりも
将来的に社会に復帰しその一員として貢献できる人物と見て行こうというもの。
今回の“性犯罪者”の用語削減は更生治療の場面のみだが、それは性犯罪者はあまり罪の意識のないところからスタートするのが通常で
彼らの治療には治療者との信頼関係を構築することが大事であり、彼らを否定しないことからそれは始まるというもの
この記事はセンセーショナルにしたいがためにそういった本来の趣旨を無視している。
今刑事司法の世界は懲罰的なものからエビデンスに基づいたモデルに変わりつつある。
みんなにも感情的に判断を下す前にまず理解しようしてもらいたい。


名前: DYouNoWhatIMean
ネガティブなレッテルを貼ること自体に意味があるのでは?


名前: Expensive_Web_8534
>>DYouNoWhatIMean
というよりも性犯罪自体が最悪なんだってみんな思っているわけだから
それを犯した奴をどんな言葉で表現しようが、ただその言葉が新しいネガティブなレッテルになるだけだ。


名前: Rosy2020Derek
悪いことだから悪い言葉になるんだよ。
なぜ性犯罪者をシュガーコートする必要があるんだ。キャンディー味のタバコ?はぁ?
本当に必要なのは犯罪をもっと適切に分類することで、例えば立ちションしたとか ヌード写真を撮ったりという程度のことを性犯罪カテゴリーにいれるのをやめることだ。


名前: nightwingoracle
>>Rosy2020Derek
そうそう、今州の性犯罪者登録リストにいる人達のほとんどは、そういう些細な犯罪で捕まった人達
例えば、未成年者が自分の恋人に裸の写真を送った送られたとか、そりゃバカだけど性犯罪者のレッテルを貼るにふさわしくないものばかり。
それでいて実際に裁判になったレイプ事件の加害者の半分が刑期なしで釈放されてる。めちゃくちゃだ。


名前: BringBackBoshi
これはスポーツ選手を“people who participate in athletics(陸上競技に参加する人々)”に言い変えるようなもんだが、それになんの意味があるんだ
さらに彼らは被告人や受刑者を、司法にかかわる人に変えたいと言っているが、それだとむしろ裁判官や検察など司法を維持し実行している側の人々のように聞こえる。


名前: feasantly_plucked
>>BringBackBoshi
インセルが性犯罪についての法律用語を考えた結果


名前: Maybe_Im_Not_Black
>>feasantly_plucked
レイプ犯を“もこもこバニー”に変更しよう。


名前: SamSepiol-ER28_0652
>>Maybe_Im_Not_Black
性犯罪の被害者として、私は自分が性犯罪の被害者と呼ばれることが嫌だけど
でもそれは変えようのない事実。どうして加害者の側だけそれを変えようとするのだろうか?


名前: Maybe_Im_Not_Black
>>SamSepiol-ER28_0652
もこもこバニーでごめんなさい😓


名前: CallieCake
>>Maybe_Im_Not_Black
性犯罪被害者をちゃかすようなことはするべきではない。


名前: Maybe_Im_Not_Black
>>CallieCake
自分はただポテトをポテトと呼ばない不条理なバカバカしさを揶揄したかっただけさ。


名前: Acceptable_Bed_5849
新しい言葉を作ったところで、ただ2つのネガティブなレッテルができるだけだろ。


名前: PaxNova
>>Acceptable_Bed_5849
かつては” imbecil(白痴)”は臨床用語だったが、それを改めて”retarded(遅滞)”というようになり、今ではそれは"special(特別)”になったが
結局どれもネガティブな罵倒語として定着しただけだったな。


名前: FreneticPlatypus
>量刑改革タスクフォースでは“defendant(被告人)”、“convict(受刑者)”、“felon(重罪犯)”などの用語を“justice-involved people(司法にかかわる人)”に変更することを議会に要求することを検討している。
コロラドはどうしちゃったの?!


名前: teplightyear
>>FreneticPlatypus
タスクフォースの提案なんて、親戚の隣人のおじさんの提案と法的には同じ意味しかない、つまり無意味


名前: Starbuckk
>>FreneticPlatypus
被害者よりも”司法にかかわる人”のほうが大事というのが今のポリコレ時代なのさ。


名前: spudz76
>>Starbuckk
そうではない。ただ両方に気にかけるようになっただけだ。


名前: Starbuckk
>>spudz76
私は犯罪者がどのように感じるかなんて気にかけたくないね。


名前: passwordsarehard_3
>>Starbuckk
しかし誰もがあなたのように犯罪者を気にかけない社会では
彼らは出所しても仕事もないから福祉を受け、保険もないから医療支援を受けると結局社会全体の負担になる。
それよりも、社会の一員として受け入れた方が社会全体のためになる。


名前: Starbuckk
>>passwordsarehard_3
私がどのように感じるかを気にしないと言ったのは、彼らがネガティブなレッテルを貼られていることについて
どのように感じるかを気にしない、ってだけでちょっと言葉足らずだったわ。
その他の部分についてはあなたと意見は同じだ。


著者抜粋翻訳・引用元:Reddit