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【音楽】Spotify他音楽サブスクはアーティストへのロイヤリティを下げたい

インターネット,文化

 もはや完全に音楽を楽しむための中心手段となった感のあるSpotify等のサブスクリプションによる音楽配信サービス。これは音楽を楽しむ人にとって、CDやダウンロード販売より遥かにリーズナブルに利用できるもので、大変ありがたいものだ。
 だが、アーティスト側から、これらサブスクに対してかなりの量の不満の声が漏れ伝わってくる。端的に言えば"儲からない"ということだ。

米国における媒体別の音楽売上
著者翻訳・引用元:Reddit

 これは、画像に書いてある通り、1973~2020年間のアメリカにおける媒体別の音楽売上なのだが、このデータの元ソースを見ると、最大である1999年には、米国の音楽売上が227億ドル(インフレ調整済)であったのに対し、2020年には122億ドルまで低下している。

 これは、1999年時に売上の中心であったCDが衰退し、一方現在ストリーミングが音楽媒体の中心になっているが、売上ベースではCDにとって代わるものになっていないことを意味し、同時に、アーティストへのロイヤリティーが減少していることを意味する。

 だが、Spotify他音楽サブスクは、さらにアーティストへのロイヤリティー支払いを少なくしたいと考えているようだ。

2/3にしても大丈夫ですか?

Billboardが今月21日報じたところによると、大手音楽ストリーミング企業数社が、米国著作権ロイヤリティ委員会(CRB)に対して、2023~2027年間(第4期)のロイヤリティ率を提案したとのことだ。

 4年毎に改定されるロイヤリティ率は、2008~2012年間(第1期)及び2013~2017年間(第2期)から、2018年~2022年間(第3期)へは上昇しており、最大でサービス売上の15.1%にまで達している。しかし、この率については、ストリーミング各社が抗議し現在訴訟中であり、実際にこの率でロイヤリティが支払われているわけではない。

 さらに、Spotify、AmazonPandoraの大手3社は、これを第4期で10.5%に下げることを提案、これは第2期と同等の水準だ(なお、Apple Musicは今の所立場を表明していない)。
 米デジタルメディア協会(DiMA)も、利用者数が増えれば収益も高まり、結果としてクリエイター達はよりよい利益を得られるとしてこれを擁護した。DiMAギャレット・レビンCEOは、『業界の長期的な成長を維持して、できるだけ多くの方に恩恵をもたらすことが我々の目的であるべきです』と声明で発表した。

 一方、音楽関係者組合は、この1年、1再生1セントを要求してきただけに、このニュースに大きく失望していることだろう。」

著者抜粋翻訳・引用元:こちら

 ライブ等、必ずしも配信サービスに依らない収入源が音楽アーティストには存在するにしても、ストリーミングロイヤリティの減少は大きな痛手だろう。今でもCD売上が音楽媒体として主流な日本は、アーティスト達の最後の楽園になっているのかもしれない。

以下、この記事についてのレディターの反応

名前: Shamrockah
1再生0.4セントじゃ高すぎるって?


名前: sinclairzx10
>>Shamrockah
それが今のロイヤリティなの?!


名前: Shamrockah
>>sinclairzx10
そう、平均値だけどね。ほとんどのアーティストはもっと低い。


名前: ev3rm0r3
>>Shamrockah
それはレコート会社と契約してないアーティストだろう。
個人的には別にロイヤリティ減っても気にしないね。
彼らの収入のほとんどはレコード会社との契約料やライブからなのだから。


名前: cmVkZGl0
>>ev3rm0r3
それは、ライブだけが意味があり、音楽を創ること自体には本質的価値がないと言っているようだ。


名前: ev3rm0r3
>>cmVkZGl0
そんなことは私は言っていない。お金の話をしているだけ。
Youtuberと同じさ、彼らの収入の大部分はスポンサー収入、音楽ならライブ、それだけ。


名前: TheJadedSF
アデルのニューシングルは、今の時点でSpotifyで84,952,932回再生されている。
これはつまり、アデルがこの曲で339,811ドル稼いだことを意味する。
100万再生=約4,000ドル、ほとんどのアーティストは100万再生まで到底手が届かない。音楽業界はとても苦しい


名前: SuperGaiden
>>TheJadedSF
でも、例えばSpotifyで知ったアーティストのライブに行ったりCDを買ったりってのあるだろ。
別にバンドはストリームだけが収入源ではない。


名前: Joth91
>>SuperGaiden
正しいけど、でもそれはアーティスト全員がライブツアーをしなければいけないということを意味する。
でも、アーティストみんながそれをするための条件が整っているわけじゃない。
さらに言えば、ほとんどの人は特別に好きなアーティストが、しかも近場でライブでもしてない限り、行かないよ。


名前: Striking_Barnacle_31
>>Joth91
たしかにね。でもそれは今に始まったことじゃないでしょ。
ストリーミング業界が盛り上がる前から音楽業界ってのは常にそうだったし、それをストリーミング業界が解決する義務はない。
ストリーミングが少なからず副収入を提供してると思うがね。


名前: pseudoliving
ミュージシャンだけど、こういうニュース聞くとリリースする気失せるね。
今は本当にかつてないほどアーティストがいて、みんな露出しようとがんばっているが、昔と比べて収入は1/10になっている。
一方でSpotifyの役員どもはセグウェイに乗って会議にくる億万長者ども…
あっでもBandcampはいいね。こんど気が向いたら何かアップしてみよう。


名前: archaeolinuxgeek
どうすりゃいいんだろうねぇ 自分はインディーズバンドを発見するのが好きなんだけど、もう今さらCDは欲しくない。邪魔だし環境にも悪いしね。
Steam Powered Giraffeってバンドが好きなんだけど、彼らの最も人気ある曲は1500万以上再生されている。
で、そこからの収入が6万ドルってのは、曲を作ったり宣伝したり費用を考えたらはたして十分と言えるだろうか。 しかももうそれは10年も前の曲だ。10年がかりで6万ドル。
もっと曲を作って欲しいとは思うけど、だからってアーティストに貧乏暮らしをしろとは言いたくない。
でも、ストリーミングでいくら再生したって、私が彼らにあげられるのは数ドルにしかならない。
あぁ、この問題を解決するなにか良い答えがあると良いのだけれども。


名前: Palpablevt
>>archaeolinuxgeek
馬鹿げた方法だと思われるかもしれないが、好きなアーティストに直接寄付して、その上でSpotifyで聴くってこともできるといえばできるわけで。
自分ももうCDは嫌だけど、アーティストが曲を作り続けてくれることを望んでいる。だから、自分の場合は今でもダウンロード購入している。
そっちのほうがストリーミングよりアーティストの実入りが大きい。ただその上で曲自体はSpotifyで聴く、楽だから。


著者抜粋翻訳・引用元:Reddit

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