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【進化】3000年前に人類の脳が小さくなった理由に対する”アリ”仮説

社会

 人類の脳が縮小しているようだ、という話を聞かれたことはないだろうか。かなり以前から指摘されていたことなのだが、これは非常に直感に反する話である。
 なぜなら、人類社会は時間と共により技術的・制度的に高度な方向に進歩している。それならば、人類における淘汰は知性に強く依存するのではないだろうか。つまり、賢い者ほど子孫を残しやすく、それなら(脳のサイズ=知能ではないが)人類の平均的な脳は大きくなりこそすれど、小さくはならないのではないかと考えられるからだ。

 だが、やはり新しい研究によっても、およそ3000年前に人類の脳は縮小したのだという。時期にばらつきがあるにせよ、縮小していること自体は既に分かっていたこと、同研究では更に進んでその理由についてのある仮説を提示する。それはアリから着想を得たものだ。

効率主義

「人類の脳は、3000年ほど前にその継続的な成長をやめて突然サイズが小さくなった。これまで研究者らはこの謎の理由を説明できないでいたが、今回、様々な分野からの国際チームが、この謎をアリという意外な存在の助けを借りて解き明かしたかもしれない。
 具体的に言えば、このチームは、アリを参考として、人類の脳の縮小は集団知性の高まりと対応するのではないか、との仮説を立てたのだ。

 なぜアリなのか。アリ社会と人間社会はたしかに異なるように思える。だが、同チームのジェームス・トラニエロ博士は、仕事の割当、集団の意思決定、食糧生産等、社会的側面に多くの類似点があると考え、この類似点が、人類の脳の変化をもたらす様々な要因について示唆を与えてくれるのだという。

 そこでまず、様々な種類の働きアリの脳の大きさ、構造、エネルギー消費量が調べられた。
 その結果、アリの脳は、適応的にその大きさを変えて進化してきたことが分かった。つまり、知識の共有が行われ、また役割が専門家している社会集団の中では、それらがより効率的になるように、そのための脳の適応的変化が生じる可能性があるということだ。そして、その変化の中には脳の小型化もありうる。

 人間について言えば、脳が小さくなれば、エネルギー消費が減り、ひいては必要な食料が減り、有利に働く場合もあるし、人間社会では、知識がある程度外部化されており、個人が脳で保持するべき情報は少なくなり、必要なエネルギーは少なくて済む。つまり、脳が小さくなっても構わないということだ。
 研究チームは更に研究を深めて、この仮説を裏付ける証拠を集めたいとしている。」

著者抜粋翻訳・引用元:こちら

以下、この記事についてのレディターの反応

名前: mdkubit
インターネットの存在によって今後人類の脳は更に小さくなっていくだろうか?


名前: nincomturd
>>mdkubit
何年か前に読んだ研究だけど、記録(本、ネット情報等)とか外部情報を活用すると
脳は情報を記憶する必要がないのだと認識して、その代わりにその外部情報のある”場所”を効率的に記憶するようになるのだと
だから、将来的に人間の脳は、生じた問題の対処に必要なAIを探すことに特化したものに進化するかもね。


名前: Hugebluestrapon
>>nincomturd
ソクラテスは、人々がメモをとることを憂慮していた。
いつか、人々がものを覚えるという能力が失われるのではないかと。

そのことを私達が知っている理由はプラトンがそれを書き留めたからだがな。


名前: Top_Nodder
>>Hugebluestrapon
メモるから覚えられない、覚えられないからメモる
まさしくパタドックスだ。


名前: noctalla
>>Top_Nodder
それはパラドックスではなく単に悪循環


名前: MarkusBerkel
>>nincomturd
そして今人々はC言語のポインタはクソだと言っている。


名前: Thighbone_Sid
>>MarkusBerkel
すべての言語にポインタはある。
Cはそれを隠さないだけマシだ。


名前: Roastage
>>nincomturd
もやは私はその進化がテクノロジー業界では生じていると思う。
グーグルを使いこなす能力はいまや本当に価値のあるものになっている。


名前: icebluemooninthecity
巨大なPCやテレビが性能を向上させながら一方で小型化していっているように
今の脳はエネルギー効率に優れ、小さくても同じか、より良くなっているかもしれない。
実際のところこれがどういう効果が生じるのか今のところわからない。時間が解決してくれるだろう。


名前: Orangesilk
3000年前は、エネルギー効率が重要で、大きな脳にエネルギーを使う人々は生き残れなかったのだろう。
今日ではエネルギーは過剰なほどだ。貧しくてもバター1個買えば1週間頭を動かすカロリーぐらいは得られる。


名前: noparkingafter7pm
>>Orangesilk
なぜ3000年より前の時代には大きな脳があったのだろうか。
より潤沢なエネルギーがあったとは思えないが。


名前: epelle9
>>noparkingafter7pm
記事に従えば、知識の共有がなかった、ということで説明できるんじゃないかな。
例えば、ある時代の頭の大きい人は、自ら弓を作り狩りをして十分なエネルギーを獲得できた。
それから1000年後、弓の知識が共有されたから売っているのを買えばいいだけになり、もはや大きくエネルギー効率の悪い脳はいらなくなった、と。


名前: 19dja_03
3000年前ってもうすでに、人類が別々の文明や国家に分かれてからそうとう経ったあとだよね。
それだけ分離されていても人類全体で同時的にこの小型化現象が現れたのか?


名前: MarramTime
>>19dja_03
3000年前といえばちょうど世界の概ねの地域で青銅器時代が終わる頃だから、時代の終焉に伴うストレスと関係性があるのかもしれない。
とはいえ、一挙に脳が小さくなるほどの出来事とも思えないし、記事のいう3000年ってのは
その3000年ぐらい前から、かなりの期間、たぶん千年単位の期間に渡って縮小していったってことじゃないかな。


名前: its_raining_scotch
>>MarramTime
青銅器時代の終焉は、ヨーロッパ、中東、北アフリカ、西アジアには大きな影響を与えが
東アジア、サブサハラ、オセアニアはそれほど影響を与えずに、南北アメリカ大陸に対しては全く影響を与えなかった。
だから、仮に全人類的な脳の縮小があったなら青銅器時代の終焉を理由にはできないのではないかな。


名前: MarramTime
>>its_raining_scotch
同じ時代に中国では殷の崩壊とその余波が、アフリカではバンツー族の大拡大が生じていたから、なくもないかと。
とはいえ、自分も脳の縮小はより長いスパンで生じて、それゆえに広がったんだと思うけどね。


名前: baloneysandwich
昔:図書館に行く、何時間がかりで目当ての記事を探す、コピーする、家に買える、他の記事も必要だと気づく、図書館に行く
今:ぐぐる


名前: Avindair
>>baloneysandwich
その昔を鮮明に覚えているが戻りたくはない


著者抜粋翻訳・引用元:Reddit