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【ネット】オーストラリア首相は、発信者情報開示請求をえげつなくした新法を提案する

インターネット,オセアニア

 ネット上において誹謗中傷等の被害を受けた人がいる場合、日本ではその中傷者を特定するために発信者情報開示請求と呼ばれる仕組みが用意されている。この請求は、プロバイダ責任制限法第4条に基づく請求であり、ネット上の投稿はしばしば匿名で行われることから、名誉毀損などで告発ないし損害賠償を求める前提として相手を特定する必要がある時に利用される。

 例えば、Twitter上で誰かから匿名での誹謗中傷を受けた場合、相手を特定するためには通常、裁判所から仮処分命令をもらうことが必要となるが、Twitter社はIP情報を提供する以上に加害者を特定する責任を負うだろうか?もし特定できない場合Twitter社はどのような責任を負うだろうか?

 オーストラリア、スコット・モリソン首相が提案する新法によると、SNSは加害者を特定する義務を負い、それができないときは本来加害者が負担するべき被害者に対する責任(例えば名誉毀損に基づく損害賠償責任など)を、SNS側が負担しなければならないという。

ほかに方法はありませんか?

「スコット・モリソン首相によると、議会に提出予定の新法により、ネットで誹謗中傷を受けたと考えた人は、大手SNSに対してその投稿者を明らかにするように裁判所から命令を出させることが可能になり、SNS側がこれを拒否し、あるいは誹謗中傷者を特定できなかった場合には、SNS側が当該誹謗中傷についての責任を負うことになるという。

 同首相は、『言論の自由とは、匿名で人々とに嫌がらせをして他人の人生を破壊しようとする行為を許すことではありません。最も被害を受けているのは女性と子供です。そのような卑劣な行為は、この国には必要ありません』とし、SNSは自らが作り出したプラットフォームを管理する責任があるとする。

 また同首相は、『私は、これを世界中で推し進めるキャンペーンを行うつもりです』と語る。実際、この法案が初めて公表されたのは、先月のG20上であり、オンライン上における人々の保護のための協調活動として提案されたものである。

 この法案が成立した場合、Twitter、FacebookなどのSNS企業は、その誹謗中傷投稿がオーストラリアから行われたものかを確認できる手段を被害者に提供し、被害者からの要求があれば投稿者の同意の下で投稿者の情報を被害者に提供するという苦情処理体制を構築する必要が生まれる。

 そして、投稿者の同意が得られなかった場合には、裁判所から開示命令を受けた上で、投稿者の同意なく投稿者の情報を被害者に提供することになる。

 この新しい法案について、オーストラリア2大メディア、ニューズ・コープ・オーストラリアナイン・エンターテインメントは歓迎を表明しており、ニューズ・コープ・オーストラリアのマイケル・ミラー代表は、『これは世界初の厳格な法律であり、裁判所がSNSに加害者を特定することを命じ、あるいは名誉毀損による損害賠償を支払わせるリスクを負わせるものです』と、語った。」

著者抜粋翻訳・引用元:こちら

以下、この記事についてのレディターの反応

名前: EducationalSandwich9
これでSNSが撤退するのは良いことだ。そうすればモリソンを次の選挙で落とせる。


名前: JingoJumble
>>EducationalSandwich9
ないな、SNS企業は、ユーザーの匿名性を禁じるだけだろう。
法律なんて無くたって金でユーザーの個人情報売る連中なのに。


名前: leggii
>>EducationalSandwich9
ただ、反ワクチンのフェイクニュースやデモがFacebookで扇動されているのを見ると、それを無くすべきだと思ってしまうよ。


名前: Mission-Jellyfish734
>>EducationalSandwich9
SNSを無くせば我が国はシンガポールやエストニアを超えて最高の初中等教育成果をあげられるだろう。


名前: a_cold_human
>>Mission-Jellyfish734
オーストラリアのPISAテストの結果は低下していってるわけだが 
SNSは他の国にもあるのだからSNSのせいじゃなく別の問題、リソース配分とかが原因だろう。


名前: WantingtheRoad
最もネットを荒らしているのは彼の自由党じゃないか。
みんなアンドリュー・ラミングが30もの荒らしアカウントを作っっていたことを覚えているだろう。
著者注:自由党アンドリュー・ラミング議員は35のFacebookの偽装アカウントを作り政敵を攻撃していた。


名前: AgentSmith187
>>WantingtheRoad
あいつらは投影が大好きだから。 自分が汚いことしているから、相手もそうに違いないと思いこんでいる。


名前: PutridFigure 9
>>WantingtheRoad
まさにこの記事を読んで思ったことがそれで、自由党労働党緑の党、無所属の議員達のFacebookページをどれだけアストロターフィングで荒らし回っているか…


名前: vivisectioned
個人的にはこういう支持したい法律なんだけど、現政権が提出するとなぁ・・・


名前: Duyfkenthefirst
これで利益を得るのは誹謗中傷を受けるほど注目されている有名人でかつ
法制度を活用できる資金を持ってる人間だけだ、女性や子供にはほとんど恩恵がない。
ただただ国民からプライバシーを奪いたいだけの新たな試みにすぎない。
具体地に何か女性や子供が利益を受けるであろう最近の事例があるか?なにもない。
じゃあ誰が恩恵を受けるだろう。それはダットンバリラーロポーターとかだろう。
著者注:このダットン、バリラーロ、ポーターとは何れも自由党ないし自由党と連立関係にある国民党の議員で、SNS上で誹謗中傷を受けることが多い(彼らの素行不良が原因だが…)


名前: Crimson256
モリソンは中国を敵視しつつ、中国と同じことを自国でやろうとしている。
この法律なんて入り口にすぎない。彼は自分への批判はすべてヘイトスピーチや誹謗中傷とみなしている。まったく愚かなことだ。


名前: AgentSmith187
>>Crimson256
すべり坂論法は嫌いなのだけど、彼らはSNSで批判を受けていることが嫌なのだろう。
かといって全員を訴えるわけにも行かないし、メディアのようにコントロールすることもできない。
そこでこの法律を思いついたんだろう。
モリソンは一方で反ワクチンの馬鹿達の“権利”を支持し、一方で私達の言論の自由を弾圧しようとする。


名前: rainynight65
笑えるのは、ピーター・ダットンのTwitterでの件があるまで、政府はこの問題について全く眼中になかったこと。 それが突然どうしても統制する必要が生まれてしまったようだ。


名前: AndSavage
>>rainynight65
いやいや、彼らはずっとSNSの非匿名化を主張していたよ。


名前: freakwent
昔は誰が誹謗中傷行為を行っているのかを簡単に見つけることが出来た。
政治家の家族をバッシングしているような人間が誰なのか別れば、我々はより良い生活を送ることができる。
そんなことを匿名で公開する権利はないし、そうであるべきではない。


名前: Forza94
この国は恐ろしい道を進んでいっている。
誰も気づかない内に我々のプライバシーがゆっくりと奪われていっている。


名前: captainsquirty 3
>>Forza94
反論もなくこういったことが簡単に推し進められていっているのは恐ろしいことだね。
オーストラリアがどんどん私の住みたくない国になっていってる。


名前: No_pajamas_7
彼の政権は2年半なにもしていないから、選挙前にやってる感出さないとね。


名前: bferbazza
>>No_pajamas_7
自由党政権は2年半でなくもう9年も続いている。


著者抜粋翻訳・引用元:Reddit

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