【海外の反応】日本の鉄道マナーに関する調査から、乗車中に気をつけるべき3つのことがわかった
マナーの良さと驚くほど便利な公共交通網は、日本が誇る2つの大きな特徴だ。しかし残念なことに、日本社会のこの2つの側面が完璧に重なり合っていないことがあり、電車や地下鉄のマナー違反によって、スムーズなはずの乗り物が不快な旅になってしまうことがある。
日本民営鉄道協会が毎年実施している「電車・駅利用者のマナーに関するアンケート調査」で、「思いやりのない行動」「腹が立つ行動」を聞いている。今回、同協会のウェブサイトを通じて行われた調査では、8,210件の回答が集まり、各回答者に「これまでに遭遇した最も失礼な行為」を3つ選んでもらったところ、トップは37.1%の回答者が選んだ「無作法な座り方」だった。
特に、電車の乗客が足を大きく広げたり、足を大きく前に伸ばしたりすることは、失礼にあたるとして挙げられている。日本の列車は一般的に、乗客の人数に合わせて幅の広いベンチシートが設計されており、時には、各個人のスペースがどの程度かを示す視覚的な目印として、布張りの模様が施されていることもある。
それ以上足を広げると、他人のスペースを侵害することになり、自分の座っている場所から前に足を伸ばしすぎると、運良く座席を確保できなかった乗客が立たなければならないスペースに入り込み、乗り降りする際の障害になる。また、座席に座ったまま仮眠をとり、居眠りをしているうちにベンチの隣の人のパーソナルスペースに寄りかかったり、肩を枕代わりに使ったりする乗客にイライラするという意見もあった。
2位は33.5%の回答者が選んだ「咳やくしゃみをするときに口をふさがない人」だった。これはコロナウィルスの大流行以来、電車の乗客がますます意識するようになったことであり、また、インフルエンザの季節が近づいている10月と11月にアンケートが実施されたこと、さらに電車の窓が閉め切られることが多くなり、車内が暖かく保たれる一方で、空気中の雑菌の換気が制限される時期であることも、票を集めたと思われる。
そして、31.3%の回答者が選んだ第3位は、電車に乗り降りするときや、他の人が乗り降りしているときのマナーの悪さ。ホームで電車を待っている場合、マナーとして、ドアが開く側に立ち、乗客が降りるのを待ってから乗車する。
反対に、混雑している電車に乗っていて、ドアの近くに立っている場合(最も混雑していない場所に立っていることが多い)、電車が次の駅に来たら、たとえその先の駅に進んでいたとしても、そこで降りる人のために電車から降りてドアの通路を確保し、電車に乗り直すことになっている。これは、ホームで待っている場合、ドアの前に立ってはいけないというルールにもつながっている。
一般的に、日本のエチケットでは、冷静で争わないことが美徳とされている。そのため、うっかりこれらの失態を犯してしまったとしても、怒鳴られたり、特に海外からの旅行者のような場合は、怒って正そうとする人はまずいないだろう。逆に、誰も声をかけてくれないからこそ、自分自身で注意し、それを避けることがより重要なのである。
日本だけでなく、世界のどの国でも常識や教育はごく当たり前のことである、あるいはそうあるべきだ。
しかし、他の国では、もっと大きな問題がある。
香港、シンガポール、バンコクの座席はスクープ型になっており、誰かが隣のスペースを邪魔してくるのはほぼ不可能だ。ロンドンの地下鉄にも、同じ機能を果たす水平の肘掛けがある。
もし日本の電車にも長いベンチではなく、このような座席があれば、上記のような問題はほとんどなくなるだろう。とはいえ、日比谷線では数両にこのような個別タイプの座席が設置されている。これが普及することを期待したい。
アメリカ人として、電車に乗っている間は日本の文化規則に違反しないように気を付けていたが、若者が高齢者ライダーに席を譲っているのを見たことがないことに驚いた
日本に住んでいる外国人として、それに気づいた。 しかし、何度か席を提供したところ、当初は断られた。 年配の人は不快に感じるかもしれないと言われたことがある。 こんなに礼儀正しく階層的な社会では、おれはいつも何をすべきか混乱している
新宿は最悪の駅
地方でも電車のマナーの悪さを目の当たりにする。人は少ないが、マナーの悪さを目にする。到着したら、乗車する人は降りるまで2秒待つべきだ。でも電車が到着したらすぐに乗ろうとしてくる人もいる。
一般的に、誰も席を譲らないことに気がついた
優先席を占領している若者もいるし、老人のことも障がい者のことも考えてない。