【海外の反応】日本は2四半期連続で経済が縮小し、予想に反して景気後退に陥った…

2024年2月17日

Japan unexpectedly slips into a recession
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同国の国内総生産（GDP）は、2023年最後の3ヶ月間、前年同期比0.4％減と予想以上に縮小した。

前四半期に経済が3.3％縮小した後のことである。

内閣府が発表した数字によると、日本は世界第3位の経済大国の座をドイツに奪われた。

エコノミストたちは、昨年第4四半期の日本のGDPが1％以上伸びたとする新しいデータを予想していた。

今回の数値は、日本の経済成長率に関する最初のものであり、まだ修正される可能性がある。

2四半期連続の景気縮小は、一般的にテクニカル・リセッションの定義とされている。

国際通貨基金（IMF）は10月、ドイツが日本を抜いて世界第3位の経済大国になる可能性が高いと予想した。

IMFがランキングの変更を宣言するのは、両国が経済成長率の最終版を発表した後である。IMFは1980年に経済比較データの公表を開始した。

エコノミストのニール・ニューマン氏はBBCの取材に対し、最新の数字によると、2023年の日本の経済規模は約42億ドル（約3300億円）、ドイツは44億ドルだという。

これはドルに対する日本の通貨安によるもので、もし円が回復すれば、日本がナンバー3の座を取り戻す可能性もある、とニューマン氏は付け加えた。

今月東京で行われた記者会見で、IMFのギタ・ゴピナス副代表は、日本が順位を下げる可能性がある重要な理由として、昨年円が米ドルに対して約9％下落したことも挙げた。

しかし、円安は日本の輸出品（自動車など）を海外市場で割安にするため、日本の大手企業の株価を押し上げるのに役立っている。

今週、東京の主要株価指数である日経平均株価は、不動産価格の暴落が経済危機の引き金となった1990年以来初めて38,000円の大台を超えた。日経平均の史上最高値38,915.87は1989年12月29日に記録された。

最新のGDPデータは、中央銀行が待ち望んでいた借入コストの引き上げ決定をさらに遅らせる可能性があることを意味する。

日本銀行は2016年にマイナス金利を導入し、消費と投資を促進しようとしている。

マイナス金利は世界の投資家にとって円の魅力を低下させ、通貨価値を押し下げている。