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【心理学】突発的に生まれる死に至る行為への衝動は、自殺願望とは異なる

心理学

 エクストリームスポーツ等あえて危険なことをする人々を見ていると、なぜそんな恐ろしいことができるのだろうと思ってしまうが、強いリスクにさらされるとドーパミンが大量に分泌されて、それにより幸福感や満足感を得られるというという側面と、楽観バイアスの側面とが重ね合わさった結果ではないかと思われる。

 ただ、高いビルの屋上等にあがった時にふと『ここから飛び降りてみたい』などと思ったことはないだろうか。それは同じように明らかに死の危険のある行為だが、スポーツなど計画的に行うものに対して非常に衝動的なものだ。これは自分の内に潜んだ自殺願望の発露なのだろうか?研究者は、そうではないという。

死ぬ行為をしたいけど死にたくない

「屋根、橋、棚など高所に居る時に『もしもここから飛び降りたら?』などと思ったことはないだろうか。このような衝動は、音もなく現れそしてすぐに消えていく。
 このような虚空に自らの身を投げ出したいという衝動は、”虚空からの誘い”と呼ばれており、多くの人々が経験するもので、自殺願望とは異なるものである。

 また、この衝動には、高所からの飛び降り衝動だけではなく、車の運転中に対向車線に侵入してみようか、コンセントに針金を突っ込んでみようか等、その結果が簡単に予見され、すぐに行動を思いとどまるようなものも含まれる。

 2012年に行われた調査では、自殺願望がないと答えた者でも半数以上が、この虚空からの誘いを経験したことがあり、また一度は自殺を考えたことがある者は約4分の3が経験していた。
 このような衝動が起きる原因については、未だに確かなことはわかっていない。研究者が原因となる可能性として指摘しているのは、生存本能と不安に対する感度の面である。

 危険な状況に遭遇すると、脳は『下がれ!』『触れるな!』等と警告を発する。このような警告は、瞬時に発生し、かついつのまにか消えていく。この警告が『飛びたい』『触れたい』という欲求が自分に存在したのだと錯覚させているのではないか、というのが生存本能説である。

 また研究者らは、不安に対する感受性が高い人ほど虚空からの誘いの経験が多いことを発見した。そこで、不安に対して過敏な人は、些細なことでも危険な行為と関連させやすくなっているのではないかというのが不安に対する感度説である。

 何れにせよ、虚空からの誘いには通常重要な意味がなく、この経験があるからといって精神疾患の存在や自殺願望があるということにはならない。とはいえ、虚空からの誘いと自殺願望が似通っており、自殺を考えたことがある人ほどその経験が多いのも事実である。したがって、それが持続的に生じたり、実際に行動してみようと深く考えてしまう場合には、専門家に相談するべきだろう。」

著者抜粋翻訳・引用元:こちら

以下、この記事についてのレディターの反応

名前: camerontbeltBS
車の運転中によく”ここで急旋回したらどうなるだろう?”とか考えるよ。
すぐにその衝動を否定して、なにごともなく走り続けるけどね。


名前: joosth3
>>camerontbeltBS
自分も同じように、”この開いた窓から飛び降りたらどうなるだろう”とか考えて
”いやいや馬鹿なことするな、別に死にたいわけじゃない”とか考えて、そしていつもの生活に戻る。


名前: Squez360
>>camerontbeltBS
侵入思考は、幼少期にトラウマを抱えている人によく見られる現象だが、健全な家庭で育った場合でもそれを持つことはある。
つまりそういう侵入思考ってのはわりと普通なことなので、個人的にはそれが自分自身の行動予測を行うという行為なのかと思ってる。


名前: katbrus
>>camerontbeltBS
こういうのって警戒意識を喚起させるための生存本能だと前にどこかで聞いた。


名前: SuperGameTheory
>>katbrus
自分は単に好奇心の一部だと思うけどねぇ。
何が起きるのか、どのように感じるか、人間はそれを想像せずにはいられない生き物。


名前: T_S_Venture
ほとんどの動物は死が近づくと自分が普段いる場所から離れるという本能がある。
この虚空からの誘いについて言えば、その本能と人間故の苦しむくらいならとっとと死にたいという思考のあわせ技じゃないかな。
つまり脳は時折”今死ぬべきか”を考え、いやそうじゃないと否定するプロセスを繰り返し、本当に死ぬべきと思う時には自殺するのだろう。


名前: sonofslackerboy
>>T_S_Ventur
まさにそれで、愛犬が死の間近に外に出たがったから散歩に連れて行ったら道の中で死んでしまったよ。


名前: Scodo
>>T_S_Ventur
おそらくそれはある種の生存戦略なんじゃないだろうか。
死ぬってことは病気の可能性がある。感染性があればそのまま死体を残せば自分の子孫に移すかもしれない。
それなら遠いどこかで死んだ方が自らの遺伝子を残せる可能性が高い。


名前: Longshot_45
これは何をしてはいけないかを思い出させる方法なんじゃないかな。


名前: eblack4012
私にもこういう衝動はあるけど、私に関して言えば純粋な不安ゆえかもしれない。
高い場所にいると誰かが自分のことを後ろから押すんじゃないかとか、理由もなく自分で飛び出してしまうんじゃないかとか不安になる。


名前: davedude420
>>eblack4012
まさしくそれが虚空からの誘いだ。
自分にも似たようなところがあるから、高いところには近寄らない。


名前: SignificantGiraffe5
虚空よりも良い呼び方ないのかね?非常に曖昧でそれだけでは要領を得ない。


名前: ShuggaCheez
>>SignificantGiraffe5
ここでの虚空の意味は死の比喩だろう。
この言葉を作った人は、死が何をもたらすか私達は何も知らないってことをいいたかったんじゃないかな。
つまり虚空とは、この死の不確実性と未知性を表しているのかと。


名前: ErstwhileAdranos
これは量子物理学に関わる問題に違いない!
人の電磁的情報を虚空に投影することによって確率論的代替物を生み出し現実の安定性を保持しようというのだ!


著者抜粋翻訳・引用元:Reddit